へすびーへ ... たくさんの「ありがとう!」 |

抱っこしたときのズシッとくる重さ、一生忘れられないな...

自分の人生でこんなにも衝撃的で悲しく、寂しく、苦しいことがあるなんて・・・
本当に心身ともに打ちのめされた感じでした。今までにも逃げたくなるほど嫌なこととか(思い出せないけど)いっぱいあったと思うのですが、へすびーが突然目の前からいなくなるという辛さはこの上ない深い悲しみでした。最後の最後でしっかりだーりんにも見られてしまいましたが、ホントあの数日間はこれでもかってほど泣きまくってしまった。体内の水分が枯れ果てるんじゃないかと思ったほど... だーりんの前では絶対泣かないって約束したのに ごめんね、へすびー。
悲しみがなくなった訳ではありませんが、今はへすびーへの感謝の気持ちの方が日に日に強く感じるというか、悲しみや寂しさを少しずつ癒してくれるかのように上回って来ているんです。それでまたホロッときちゃうんだけど...
渡米して半年後の1998年の夏、まだ慣れないアメリカ生活の中、「いつかここで猫を引き取りたい」とたまたま下見に行ったアニマルシェルターで運命の出逢いが待っていました。だーりん、あの日、あのときにシェルターで待っていてくれて本当にどうもありがとう。たっくさんの猫ちゃんがいる中で一番元気よく鳴いて私たちを気づかせてくれたね。彼が抱き上げ、2人でこのコがいい!と即決。そして私たちの元へ来てくれました。それから楽しい毎日とたっくさんの笑いと幸せと安らぎをありがとう。LAからSFへの引っ越しで、車嫌いなのにロングドライブも付き合ってくれてありがとう。いつも元気いっぱいの姿を見せてくれてありがとう。こんなにかわいがってるのに凶暴猫で、噛みつかれたり引っかかれたり... たくさんの愛のムチ?までありがとう。ダイエットも頑張って?くれたかな。病気が分かってから療法食も嫌がらず、喜んでいっぱい食べてくれてありがとう、1年近く毎日の皮下輸液も頑張ってくれてありがとう・・・まだまだ書ききれないほどのたくさんの へすびーへの「ありがとう」があるよ。
私たちの人生でへすびーと巡り合えたこと、最高に嬉しかったし、心の底から本当にだーりんに感謝しています。あの日あのときにアニマルシェルターへ行ってなかったら、だーりんとは絶対一緒になれなかったと思うから。へすびーを引き取ると決めたとき、どういう理由でシェルターに連れて来られたのかはだーりんしか知らない、もしかしたら一瞬でも(親猫や兄弟から引き離される、ひとりぼっちで発見された等)辛い思いをしたかもしれないけれど、その分私たちが最大限の愛情をたっぷり注いで育ててあげるからね、と心から誓いました。
へすびーは、生後4カ月でうちに来たときからやんちゃでイタズラっこで凶暴で、でもとっても人懐っこくて甘えん坊で・・・誰にでも愛嬌を振りまき、遊びに来てくれた友達にも容赦なく爪を立て、噛みついたり、傷を負わせ、流血まで(ごめんなさい!)・・・本当にキャラの濃すぎるかわいいニャンコでした。責任を持ってシェルターから受け入れた私たちでしたが、猫との生活は人生初めてのことだったので、たっくさんのことを知り、学ばせてもらったよ。<LA時代は周りの知人の殆どが猫ちゃんを飼っていたので、いろいろ助けてもらったり、教えてもらったりと大変お世話になりました。どうもありがとうございました。
うちに泊まりにくる人には必ずベッドで添い寝orお腹の上にどーんとのって存在をアピール、ちょっとでもお布団から足先や手が出ていようもんなら、それに狙いを定め、遠くからお尻を振って飛び掛かって噛みつく(!)という 誰も頼んでもないスペシャルサービス付きだったよね。また目覚めたら、だーりんがしっかり目の前で覗き込んでいたり。このときばかりはへすびーの関心は100%ゲストにいくので、そのお陰で私たちは熟睡出来ましたが、ゲストは睡眠不足?(爆)
猫アレルギー持ちの友達も、皆お薬飲んで&持参でうちへ遊びに来てくれました。皆にスリスリはもちろんのこと、膝上にのってきたり、バッグに潜り込んだり・・・そして全員へすびーの毛だらけの刑を受けて帰るという...
個性の強すぎるへすびー、あの通りかわいすぎたので、バカ親?な私たちはすっかり甘やかして育てました。テーブルやカウンター、冷蔵庫上に飛び乗って来てもOK(このブログの左上Topにある画像は冷蔵庫上でくつろぐへすびー♪)、LA生まれの自称セレブ猫?でもあっただーりんは、専用リムジン(HESBY号)を所有し、そしてお抱え運転手(私)を持ち、居酒屋へすびーのオーナー兼看板猫?となり、なかなか進まない我が家の大掃除のときはいつも現場監督&応援団長を務めてくれたね。うちでは仕事やプライベートのしょーもない私のグチもいっぱい聞いてくれたよね。「のぶちゃんを困らせるヤツらは、オレが爪とぎの刑にしてやるニャ!」と、言ってくれて?いつでも私の見方、本当に頼もしいだーりんでした。
HPを開設した1999年末から、その後はこのブログでとネット上でもたっくさんかわいいと言ってもらえて、本当にへすびーは幸せニャンコだったね。雑誌のペットコーナーに掲載してもらったり、昨年は念願の「ご長寿ペット・フォトコンテスト」にも応募したね。本当にいい思い出になりました。
2010年、12歳のときに腎臓病の初期と判断され、その後 肥大性心筋症も併発したへすびーですが、7年もの間、闘病生活を頑張ってきました。どちらも治ることのない進行性の病気なので、療法食や投薬、サプリなどで進行を遅らせる対症法を取るしかなかったのですが、月イチの通院、血液検査、ウルトラサウンド(超音波)やレントゲン等、へすびーのQOLを何よりも第一に考え、苦痛のない対応をしてきたつもりです。あんなに凶暴猫だったのに年齢が進むにつれ大人しく?なり、また病院行きにも慣れてくれて、麻酔等もなしで検診が受けられただーりん。そんな中でへすびーと私がお互い一緒になって一番頑張ったのは、昨年5月から始めた自宅での毎日の皮下輸液でした。
随分前ですが、知人の猫ちゃんが糖尿病で日々インスリン注射をうちでやっているという話を聞いたとき、もし自分だったら(=極度の注射嫌いな私。針を見るのも全くダメ!)へすびーに毎日注射とかしてあげられるのかな?なんて思ったものですが、やらなかったら命に係わること、大切な家族のためならホント出来るもんなんだなと。もちろん最初はなかなか慣れなかったし、失敗したりもしたけれど、今思えば、大変だったけれど これもまた貴重な経験をさせてもらったなと へすびーに感謝。<未だ夜になると、つい「あ、そろそろ輸液温めないと・・・」なんて思ってしまうんだけど。最後の輸液パック、今もずっとぶら下がったままです。涙
病気のこと、お薬やサプリのこともいっぱいネットで勉強しました。へすびーのお陰で病気のこととか、ちょっとした物知り?になれたような気がします。
人間の1年は、猫ちゃんにとって4年分に相当すると言われています。1年なんてあっという間。本当に勢いよく猫生って進んでいくもの。
改めて言うことではないですが、猫ちゃんだけでなくペットたちは飼い主を選ぶことが出来ません。動物たちにとっては「あなた」が全てであり、「あなた」しかいません。だから家族として迎え入れた瞬間から、毎日を、普段の何てことのない1日1日を大切に、愛情を注いで育てて、接してあげて欲しいと思います。1日の殆どを寝て過ごしていますが、あのかわいい寝顔・・・猫ちゃんは あなたといられて幸せに感じていますよ。
そんな何気ない日々の中で、ちょっとでも あれ?と思うこと、いつもと違う異変を感じたら、なるべく早めに病院へ連れて行ってあげてください。特に猫ちゃんは我慢強いですから、自分から訴えません。じっと自分の中で起こっている異変がいつか収まるだろう?と待っていたりします。それに気付かず、明らかに表に症状が出るときには既に手遅れだったり、危険な状態ということもあり得ます。へすびーの場合、異変=食欲が落ちる、でした。他は至って普通でしたが、大好きなカリカリを食べなくなった(でもウェットは食べていた)のに気付いたのが2014年の11月末。その4年前から腎臓病初期(ステージ1)の診断がされていたので、いよいよ来たか、と思ったのがこのときです。それでスタートしたのが食事療法(g/dからk/dへ変更)でした。もしあのときに気付いてなかったら、へすびーの猫生はもっともっと短かったかもしれません。
ネットなどでペットの病気について調べていると、あちこちで「早期発見、早期治療が大事!」というような内容を目にすると思いますが、ホントまさにそれです。ペットたちは自分たちで気づいて訴えては来ないので、飼い主さんがいち早く気付いてあげること。なので日頃からよく観察してくださいね。スキンシップも、うちでのちょっとした触診?になると思います。
猫ちゃんでも定期的なワクチン接種(RVRCP等)はもちろんのこと、信頼できる動物病院を見つけておくことも大事です。子猫のうちから最低でも年に1回、シニア期~10歳を過ぎたら年に1~2回は血液検査を含めた検診を定期的に受けることをおススメします。<へすびーの病院では Eメールやハガキ、毎回ごはんを買いに行くたびにReminderとして教えてくれるので、Physical Exam、Blood Pressure、Urinalysis、Parasite Test、T4など受けていました。幸い病院が近所にあり、月~土、朝から夕方までやっているところで通院はしやすかったです。
先日、今 日本では空前の猫ブームだそうで、「猫はあまり手が掛からないから飼いやすい」というような記事を目にしましたが、確かにお散歩に連れて行かなくてもいいし、トイレはすぐ覚えてくれるし、きれい好きだし、飼いやすい、育てやすいと思いますが、病気を抱えてしまうと通院や入院、お薬・療法食などの治療代等でかなりの医療費が掛かります。これは家族として迎え入れる前に必ず心得ておいて欲しいです。今は20歳を超えて長生きしてくれる猫ちゃんだって少なくありません。いつまでも病気ひとつせずに元気なままでいてくれたら嬉しいですが、中には病気になってしまうコもいます。特に腎臓病は闘病生活が長期に渡ることもあるので、(うちは加入してませんでしたが)ペット保険もよく調べて加入しておくのもいいかもしれません。掛け金によってカバーしてくれる内容が違うようなので、予め通うことになる病院に尋ねてみるのもいいと思います。<へすびーの病院では保険の相談も受け付けていました。
猫ちゃんが一番掛かりやすい腎臓病に関しては、血液検査に+してぜひSDMAも同時に調べて欲しいと思います。BUN、Creは全くの正常値でも、SDMAは?? SDMAの数値がじわじわ上がってきているようであれば要注意。この3つを総合でチェックして早期発見をし、早期対症法を開始していただきたいです。
また、もし腎臓疾患初期と診断されても決して悲観的にならないで。猫ちゃんは本当に驚くほど強くて頑張り屋さんです。例え数値が悪くても、それに惑わされないでください。それよりも今 目の前にいる猫ちゃんの体調、様子をしっかりと見てあげて、病気と向き合ってあげてください。特に食欲の有無は常に要チェックです。恐らく最初は食事療法から入ると思いますが、へすびーは早いうちから ヒルズのごはん g/d、k/dをずっと好み、このお陰で長年頑張ってこれたと思います。ごはんに関しては今後もきっと種類も増え、更に品質改良されていくでしょうし、日本では腎臓病のお薬もこの4月から発売されたニュースもありましたよね。不治の病と言われる腎臓病ですが、これからは腎臓病を防げたり、もっと長生き出来る幸せな猫ちゃんが増えていくんじゃないかな・・・そう心から願います。
あと腎臓病に限らず、もし愛猫やペットたちが病気になってしまったら、簡単なものでいいのでぜひ体調日誌を作って、健康状態を記録しておいて欲しいと思います。病気のときの体調って日々変化します。私は一カ月分のカレンダー形式の用紙に書き込んで、その後調子が良くなっても 忘れないようにしました。食欲の有無(何をどれくらい食べた?)、排泄状態(回数)、投薬チェック、その日の体調で気付いたことなどをメモ。それらを色別に分けると、より一層分かりやすくなります。カレンダー式だと後で病院で獣医さんに説明しながら見せるときも◎で、その月全体が見られるので、〇日前から~というのも一目瞭然。へすびーが私たちにとって初めての猫ちゃんとの生活で、手探り状態ではありましたが、周りで猫ちゃんがいる友達からいろいろと教えてもらったり、情報交換したりして、凄く助けられました。近くの「ニャん友」って本当に大事ですね。またネットで数々の闘病記録やブログ、掲示板をいつも拝見して、へすびーには病気と闘う仲間が世界中にいる!皆で一緒に頑張っていこう!って励まされました。本当にどうもありがとうございました。
今後は皆さんの「ニャん友」として、へすびーの闘病生活、これまでの記録がちょっとでもお役に立てばいいなと思っています。
きっと天国からへすびーが日々このブログをチェックしていると思うので(笑)、また今後もだーりんの思い出話とかちょくちょく語っていくつもりです。そのときはまたこの長文トピック?にお付き合いいただけたらと思います。













