だーりん。 |
今月初めからスタートしたへすびーの皮下輸液。毎晩、だーりんがソファの上でリラックスし始めたときを狙って(笑)二人体制でやっています。先日、病院での再トレーニングでは一人でやる方法も教えてもらったけど、今の段階では一人じゃ絶対無理!YouTubeで見た猫ちゃんたちは皆いいコにじっとしているのに、へすびーは投与開始早々に動き出そうとするし。Webや掲示板では洗濯ネットに入れてやるとか、病院ではバスタオルで包んで、なんて方法も教えてもらいましたが、それをやると更に警戒し、逃げ出そうとするので✖。自分からソファ上で横になってもらうまでスタンバイです。苦笑
病院で処方してもらっている輸液は、Lactated Ringer's Injection(乳酸リンゲル液)1000ml入りのパック。それにドリップチャンバー、ロックなどのついたチューブ(1パック毎に取り換える)のセット、注射針をまとめて。このフルセットで16ドル。うちでやるとこれだけで済みますが、病院でナースにやってもらうとなると45ドル。これが毎日だと非常に高くなってしまうので、病院では自宅輸液を積極的に薦めています。どうしても出来ない場合は病院に連れて来ていいけど(輸液セット持参の上)、基本ナースが見てくれてる前で本人がやることで慣れていってもらう、という方法をとっているよう。<恐らくこれだと無料。
こちらは病院でも使っている皮下輸液用注射針(18ゲージ)。初めて見たときはあまりの太さに血の気が引きそうになったよ。汗 ナース曰く太い方が早く輸液が入り時間も短縮出来るから、猫ちゃんへの負担が軽くなるのだとか。ゲージ数が多いほど針が細くなります。皮下輸液には主に18Gか21Gの針が使われるそう。
←この注射針の穴が見える部分を上にして、皮膚にぷすっと刺し、皮下に半分くらい入れてロックをONにして投与を開始。先週のとある日、一度ちゃんと刺さったと思ったら、どーやら皮膚の向こう側に貫通(OMG!!!)してたみたいで輸液が流れ出ちゃってたこともあり・・・へすびーの長毛で投与中は気づかず、毛布上に水たまり(!)が出来てて超焦ったことも。針を取り換えて再チャレンジしますが、ホントこっちが「あーもうヤダ!」と気持ちも凹んで滅入りそうになりますよ。涙 でも初心者のうちは誰でもいろんな失敗があるようで、皆さんそれを乗り越えて上達していってるそーなので、私もとにかくへすびーのために頑張ってやってあげなきゃ!と。
最初のトレーニングでは輸液パックはなるべく高いところに掛けて、と言われましたが、へすびーが逃げ出しちゃうことから、再トレーニングではパックを絞って投与スピードを上げてもいいとも教わりました。特にパック内の液が少なくなるとポタポタ落ちるスピードも遅くなるそうです。<輸液パックにカバーして圧力を掛ける「加圧バッグ」を使う方法もあります。それから身体を冷やさないためにも輸液パックは毎回30度くらいの湯にしばらく浸し、ちょっと温めると◎。その際、ドリップチャンバーが逆さまになって一旦液がパックに戻ってしまったりすると、今度液が入ったときにチューブに空気も入ったりするので、必ず投与する前に確認し、念のために輸液を少し外へ流し出して空気を抜くことが大事です。
自宅で皮下輸液を始めるにあたって、非常に参考になったのが、ぎゃおす王国の皮下輸液のサイト。恐らく自宅でされている方は一度はご覧になられているんじゃないかな?その他、現在自宅で皮下輸液をされている方や、へすびーと同じ慢性腎不全の猫ちゃんがいる方の闘病日記をUpされている方のブログには大いに励まされています。ホント今の私にとって凄く心の支えにもなっているというか・・・(涙) 勝手に超親近感さえも感じてしまうほど。「○○ちゃん(そのブログの猫ちゃん)も毎日頑張ってるから、だーりんも一緒に頑張ろうねっ♪」って。
輸液が終わると、そそくさとキッチンへ行って、ごはんにガッツいてます。水分補給をしてるからか?何となくk/dカリカリを好んで食べているような。カリッカリッ♪といい音立てて食べているへすびーを見ていると、ニッコリ♪ 嬉しくなるね。